G-LWGX0D5F1Z 椅子ヨガ

椅子ヨガ

椅子ヨガMBSR

椅子ヨガとは、椅子に座ってヨガのポーズを実践することです。チェア・ヨガとも呼ばれます。ここでは、MBSR(マインドフルネスストレス低減法) で取り入れらえているマインドフルネスヨガを、椅子に座ったまま実践する方法を説明します。

マインドフルネスヨガにおける椅子ヨガ

マインドフルネスヨガでは、ヨガのポーズをとることによって、体の各部分の感覚を観察し、「今、ここ」に意識を向ける「マインドフルネス」を実践します。

身体を鍛えたり、柔らかくしたりすることが目的ではありません。

椅子に座ったままでも、身体感覚を観察することは可能です。立ち上がったり横になったりできない方は、椅子に座った代用のポーズでヨガを実践するようにお勧めしています。

マインドフルネスストレス低減法(MBSR)のプログラムでは、「立った姿勢のヨガ」のポーズと「横になった姿勢のヨガ」のポーズの2種類のマインドフルネスヨガを練習します。ここでは椅子ヨガの例として、この2種類のヨガの代用ポーズの方法を説明します。

椅子ヨガのやり方

マインドフルネスヨガでは、椅子に座ってやるときにも、自分の身体をいたわって、大切に扱います。身体を鍛えることよりも、身体感覚を観察して、自分の体と親しくなっていただくことが目的です。決して無理なポーズは取らないようにお願いします。

身体に故障がある方は、専門の医師の指示や助言に従って実践してください。

講師のガイダンスの通りにポーズをとる必要はありません。その時の体の状態や体調に合わせて、ポーズの方法を自分で工夫しましょう。また、必要に応じてポーズを途中で抜けてもかまいません。ポーズによっては、ポーズは取らずにお休みするようにしましょう。ポーズをとっているところを想像したり、その時の体の感覚を観察したりして過ごします。

下のビデオでは、MBSR で実践される「横になった姿勢のヨガ」と「立った姿勢のヨガ」のそれぞれについて、椅子に座って実施する方法を示します。

横になった姿勢のマインドフルネスヨガ(椅子での代用ポーズ含む)

立ちあがった姿勢のマインドフルネスヨガ(椅子での代用ポーズ含む)

椅子ヨガの効果

椅子ヨガには、他のマインドフルネス瞑想と同様に、「今、ここ」に意識を向けることによって、ストレスを減らすという効果があります。

マインドフルネス・イニシアティブが運営するマインドフルネス講座については、下のリンクをご参照ください。

マインドフルネス講座
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この記事を書いた人
しげき

1963年生まれ。大阪市出身。京都大学法学部卒。KDDIやマイクロソフトなど、30年以上、IT業界で営業・マーケティングを担当した。
2007年からマインドフルネス瞑想を継続して実践する。
2018年にセミリタイアし、マインドフルネスの講師となる。MBSR 認定講師。

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