朝のヨーグルトで「食べる瞑想」

ヨーグルトマインドフルネス

食べる瞑想」とは、マインドフルネス瞑想の一種です。

食事をするときに自分の五感(視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚)を使って「今、ここ」で起こっている「食べる」ということを観察します。

ゆっくりと時間をかけて、一つ一つの動作と感覚を意識しながら、さらに、心の中の思考や感情も意識しながら「食べる瞑想」を実践するのが、マインドフルネスの実践になります。

私はこの「食べる瞑想」が苦手です。理由は次のとおりです。

  • 「早食い」の習慣がとれない。特に麺類など、時間が経つと味が落ちるものは、早食いになる。
  • 誰かと一緒に食事しているときには、黙って食べるよりも会話したい。

そこで、私は「食べる瞑想」を次のように実践するようにしています。

  • 一人で食べる朝食の時に「食べる瞑想」に専念。特にヨーグルトを食べる時。
  • 誰かと一緒に食事するときには、できるだけ食べ物のことを話題にする。特に、見た目や匂い、食感、味など。

私は、毎朝、自家製のヨーグルトを食べています。

市販のカスピ海ヨーグルトを、少しだけ牛乳パックの牛乳に混ぜて、クリップで注ぎ口を閉じて、室温 (20-30度) で24時間放置しておくと、1リットルの牛乳パックの中身が全部ヨーグルトになります。

これを3日で食べます。そして、3日目に、残ったヨーグルトを少し次の牛乳パックに入れて放置しておくと、また、その翌日に1リットルのヨーグルトが出来ます。

この、「朝食べるヨーグルト」が、私の場合、「食べる瞑想」にピッタリです。なぜなら、

  • 朝食の時は、大抵一人だけなので、好きなだけ時間をかけて、時々目をつむりながら五感を使って、ゆっくりと楽しむことができる。
  • 室温のヨーグルトなので、時間がたっても味が落ちない。冷蔵庫で冷やしたものより、室温の方が味わい深い。
  • プレーンヨーグルトは毎日食べても飽きない。自家製なので、味や風味、食感などが日によって微妙に変わる。

朝、目が冷めたときに、「今日のヨーグルトの出来栄えはどうだろう?」と楽しみを感じることもあります。

「五感」を使って「食べる瞑想」を行うとは、例えば、次の様な感じです。

視覚食べる前にヨーグルトの表面のつややかな様子を見ます。固まった部分や上澄み液の部分など、美しいです。
嗅覚食べる前に匂いをかいでみる。ヨーグルトの美味しそうな匂いがする。口の中に入れたあとも、口から鼻に匂いが伝わり、風味の一部になります。
触覚ヨーグルトが唇や舌にふれる感覚。柔らかくて、少しひんやりとしています。最後に、喉を通って、食道を降りていく感覚も感じられます。
聴覚ヨーグルトを食べようとするときに、スプーンがお皿にあたる音や、口の中に入れた後、口から喉を通っていく微妙な音が聞こえます。
味覚ヨーグルトの味が口の中に広がります。舌で感じる酸味が日によって少しづつ異なります。

この五感の他に、「思考・感情」も観察の対象にすることができます。例えば、

  • ヨーグルトを口に近づけていった時に感じる「早く口の中に入れたい」という気持ち。
  • ひとくち、口に入れた時に感じる「もっと、たくさん口のなかに入れたい」という気持ち。
  • ヨーグルトの美味しい味が口に広がっていく時に感じる幸せな気持ち。
  • 「食べる瞑想」のことを忘れてパクパクと食べてしまった後に感じる残念な気持ち。

この「ヨーグルトを使った食べる瞑想」で少し残念なのは、歯ごたえがないことです。例えば、トーストのように歯ごたえがある食べ物は、食べる時に歯や歯茎の感覚を感じることができ、しかも、歯で砕いたり、噛み切ったりするときの音を観察することができます。

自家製のヨーグルトを作ったり、室温でヨーグルトを保管したりすると、有害な雑菌が混入することがあるので、十分気をつけましょう。

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