G-LWGX0D5F1Z エモーショナルインテリジェンスとは

エモーショナルインテリジェンスとは

エモーショナルインテリジェンス

この記事は、「エモーショナルインテリジェンス」について解説します。

エモーショナルインテリジェンスとは何か、どのようにしたら身につけることができるか、知りたい方にとって有益な情報です。

エモーショナルインテリジェンスの定義

エモーショナルインテリジェンスとは、日本語にすると、「感情的な知性」、「感情に関する知性」のことです。EI (Emotional Intelligence) または、EQ (Emotional Intelligence Quotient) と呼ばれることもあります。

エモーショナルインテリジェンス研究のパイオニアである Peter Salovey 博士とJohn D. Mayer 博士によると、定義は次のとおりです。

自分自身や周りの人の感情を理解、識別し、そこから得られる情報を自分の考え方や行動の指針とする能力

the ability to monitor one’s own and others’ feelings and emotions, to discriminate among them and to use this information to guide one’s thinking and actions.”

Emotional Intelligence, Peter Salovey and John D. Mayer

日本でもベストセラーになった「EQ 心の知能指数」の著者であるDaniel Golemen博士は、エモーショナルインテリジェンスには、次の4つの要素があると定義しています。

  • 自己認識力 (Self Awareness)
  • 自己管理力 (Self Management)
  • 社会的認識力 (Social Awareness)
  • 他者との関係を管理する能力 (Relationship Management)

IQ との違い

エモーショナルインテリジェンス (EIまたはEQ) は、よく人の知能を測る指標である IQ (知能指数)と比較されます。

IQ の高い人、つまり頭のいい人がエモーショナルインテリジェンスも高いとは限りません。

頭が良くても、自分の感情を抑えられない人、人の感情を思いやることができない人はいっぱいいますよね。

ダニエル・ゴールマン博士は、リーダーシップを発揮し、高いパフォーマンスを保ち、幸福であるためには、頭の良さよりも、感情を理解してコントロールする能力が重要であると、その著書で述べています。

つまり、仕事で成功し、幸せになるためには、頭の良さよりも、エモーショナルインテリジェンスの方が重要だということです。

感情とは何か?

ところで、私達が持つ「感情」とは何でしょうか?

何か事件が起こった時、ある感情が引き起こされ、この感情が、何らかの行動を取らせます。

例を挙げるとこんな感じです。

事件 事件から引き起こされる感情 感情から引き起こされる行動
道端の茂みからガサガサという音が聞こえた。ゾッとする不安な感情草むらから一歩離れる。(生命の脅威への対処)
美味しそうなカレーのにおいがした。 嬉しいような羨ましいような感情 カレーの匂いがする元を探す。(生存への機会:食物への対処)
誰かに批判された。怒りの感情反論する。(社会的地位に対する脅威への対処)

私達が何かの行動を起こす時、意識する・しないに関わらず、何らかの感情が原動力になっています。

感情は、人間の進化の歴史の中で発達した、生き残って子孫を残すためのアルゴリズムの一部と見ることもできるでしょう。

エモーショナルインテリジェンスの利点

このような自分の感情や他人の感情を把握し、それがどのような行動につながっているのか理解できたら、とても役に立ちます。例えば、

  • 怒りや悲しみといったネガティブな感情に対処する。
  • モチベーションを高めて、仕事の効率を上げる。
  • 他人の気持ちを理解、共感し、人間関係を向上する。
  • 周りの人への影響力、リーダーシップを高める。

エモーショナルインテリジェンスは、このように、生産性を高めたり、リーダーシップを向上したり、心の健康を保つために、とても役に立つ能力なのです。

エモーショナルインテリジェンスを鍛える

ただし、エモーショナルインテリジェンスは、知識を得たり、本を読んだりしても、もなかなか身につきません。他人との関わりの経験の中で、あるいは、実践的な練習を通じて学んでいくスキルです。

エモーショナルインテリジェンス講座では、マインドフルネスの実践を通じて、自己認識を高めることにより、エモーショナルインテリジェンスを理解、向上していきます。

マインドフルネスとは、「今、ここ」で起こっていることに意識を向けるスキルのことです。マインドフルネス瞑想や、日常生活での実践を通じて、「今、ここ」で起こっていること、つまり、自分の感情や思考、体の感覚、周りでおこっていることに気がつくスキルを身に着けます。

このマインドフルネスの実践が自己認識を高め、さらに、自己管理、モチベーション、共感力、影響力といったエモーショナルインテリジェンスの各要素を高めるツールとなります。


この記事を書いた人
しげき

1963年生まれ。大阪市出身。京都大学法学部卒。KDDIやマイクロソフトなど、30年以上、IT業界で営業・マーケティングを担当した。
2007年からマインドフルネス瞑想を継続して実践する。
2018年にセミリタイアし、マインドフルネスの講師となる。MBSR 認定講師。

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