G-LWGX0D5F1Z 座る瞑想で膝を痛める

座る瞑想で膝を痛める

膝の痛みマインドフルネス

膝を痛めた経緯

ここ1年ぐらい、膝の調子は良かったのですが、また、最近膝を痛めてしまいました。

私は長らく、床にクッションをおいてその上にお尻を乗せ、あぐらをかいた状態で座る瞑想をしてきました。座る瞑想は、マインドフルネスの実践方法の一つです。

結跏趺坐や半跏趺坐で瞑想をしていた時期もあったのですが、膝を痛めたことがあり、曲折の末、あぐら(安楽座)に落ち着いたのです。

ただし、クッションを使ってあぐらをかく、という方法では、私の場合、45分程度が限度です。クッションにあたっている坐骨や、床と接している膝の部分の骨に体重がかかって痛くなってくるからです。

そこで、クッションをおかずにヨガマットの上に直接お尻をのせてあぐらをかく、という方法を試してきました。そうすると坐骨や膝の接地部分がお尻や太ももの筋肉に守られて、あまり痛くなりません。この方法だと1時間以上、瞑想を続けることができます。

ところが、残念なことに、最近、左の膝からスネにかけて、痛くなってきました。前回痛くなったのと反対側の膝です。

今回、膝が痛くなった原因は、自分が考えるところでは、次のとおりです。

  • 股関節が硬いので、クッションを使わないであぐらをかくと、背筋を伸ばしにくくなる。
  • 背筋を伸ばそうと無理をすると、私の場合、左足の膝が少し床から浮き上がる。
  • すると、左足の膝からスネにかけて筋肉に無理な力がかかって、痛くなる。

股関節を柔らかくなるまでは、クッションを使って座る瞑想をやったほうが良さそうです。

願望や苦しみを観察する

体を柔らかくしたいとか、長い時間瞑想できるようになりたい、という願望や欲望も、マインドフルネスの観察対象になります。

私は、「年をとっても、自分の体はすごく柔らかくなるんだ」「長い時間瞑想できるようになるんだ」という無理な願望を持っているのです。これからは、このような願望も観察の対象にして、無理のない範囲で、地道にやっていこうと思います。股関節を柔らかくするために、真向法に加えて、陰ヨガのポーズも取り入れようと思います。

膝の痛みも、マインドフルネスの観察対象になります。

「膝の痛み」自体を、「いやだ、痛みから逃れたい」という気持ちから区別して観察します。そうすると、膝の痛みは単なる信号、現象で、苦しみとは別のものだ、と思えてきます。

この記事を書いた人
しげき

1963年生まれ。大阪市出身。京都大学法学部卒。KDDIやマイクロソフトなど、30年以上、IT業界で営業・マーケティングを担当した。
2007年からマインドフルネス瞑想を継続して実践する。
2018年にセミリタイアし、マインドフルネスの講師となる。MBSR 認定講師。

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