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DV 対策にマインドフルネスの実践が有効

family violenceMBSR

家庭内暴力(DV) の問題を抱えた男性は、マインドフルネスの実践を行うことにより、怒りをコントロールしやすくなる、というノルウェーの研究を紹介します。

実験の方法

  1. 家庭内暴力の問題があり、自発的にセラピーを受けることを希望している144名の男性を次の2つのグループにランダムに分けます。
  2. 参加者とそのパートナーは、各プログラムに参加する前、プログラムの3か月後、6ヶ月後、9か月後、12ヶ月後の家庭内暴力の程度を Revised Conflict Tactics Scale (CTS2)を使って評価します。

実験の結果

集団行動療法とマインドフルネスストレス低減法の両方で、プログラムの参加後、家庭内暴力のリスクが低くなりました。

家庭内暴力のリスク評価

 プログラム参加前プログラム参加後12か月
集団行動療法参加者0.850.08
マインドフルネスストレス低減法参加者0.880.19

いずれのプログラムも、家庭内暴力の問題の改善に効果があることがわかりました。

この実験からわかること

この実験で使用されたMBSR(マインドフルネスストレス低減法)プログラムは、怒りのコントロール(アンガーマネジメント)のために特化したものではありません。肉体的、身体的なストレスをマインドフルネスの実践を通じて低減することを目的に開発されたプログラムです。

その一方で、この実験で対比ために使われた集団認知行動療法は、家庭内暴力に特化したプログラムでした。

それでも、マインドフルネスストレス低減法に同様の効果が認められたということは、マインドフルネスの実践が、家庭内暴力の問題を抱えた人に対しても、有効だということを示しています。

マインドフルネスの実践では、自分の思考や感情をありのままに観察する練習を重ねます。そうすることで、怒りの感情に振り回されている自分に気が付き、怒りへの対処をとろうとするきっかけをつかみやすくなるのだと思います。

MBSR(マインドフルネスストレス低減法)のコースの参加方法は下のリンクをご参照ください。

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MBSR (マインドフルネスストレス低減法)は、アメリカのマサチューセッツ大学で開発されたマインドフルネスの実践プログラムです。このプログラムは、アメリカを始めとして、世界各国で実施されており、数多くの臨床研究でその効果が確認されています...
この記事を書いた人
しげき

1963年生まれ。大阪市出身。京都大学法学部卒。KDDIやマイクロソフトなど、30年以上、IT業界で営業・マーケティングを担当した。
2007年からマインドフルネス瞑想を継続して実践する。
2018年にセミリタイアし、マインドフルネスの講師となる。MBSR 認定講師。

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