モチベーションのために日記をつける

日記SIY

この記事は、Google で開発された人材育成プログラム SIY(サーチ・インサイド・ユアセルフ)で学ぶモチベーションに関して、内容を解説するものです。

モチベーションを保つために、どのように日記をつけたらよいか、という疑問にお答えします。

日記がモチベーションの役に立つ

モチベーションが高いときは、仕事は楽しくて、生産性も高いですね。その一方で、モチベーションが低いときは、仕事を楽しめないし、効率も悪くなります。

モチベーションは、上司との関係や、職場の雰囲気など、与えられた環境で決まってしまう部分が大きいです。

その一方で、モチベーションを自分で作って持続させていく方法があるでしょうか?

Google が開発した人材開発プログラム SIY(サーチ・インサイド・ユアセルフ)では、モチベーションを自分で作って持続させていく方法として、次の3つのステップを提唱します。

  1. 仕事と自分の価値観を一致させる (Alignment)
  2. 自分が成功している未来をありありと思い浮かべる (Envisioning)
  3. 失敗から立ち直る回復力を身につける (Resilience)

この3つのステップのそれぞれで役に立つのが、「日記をつける」ということです。SIY では、「ジャーナリング」の実践方法として紹介されています。

日記には、自分の気持ちの整理をつけて、課題に取り組もうという気持ちを起こさせる効果があるのです。以下、脳科学の研究に関する記事もご参照ください。

日記の付け方

日記はノートや手帳を使っても構わないですし、パソコンを使っても構いません。One Note や Evernote などのアプリを使うのもよいでしょう。私のオススメは、朝、着信メールを処理した後、今日の予定を立てるまえに、「自分宛てに電子メールを送る」 という方法です。

日記をつけるにあたって大切なことは、次の2点です。

  • 本音の気持ちを書けるように、書いたものを誰にも見られないようにする、ということ
  • 気楽に続けられるように、心に浮かんだことをどんどん箇条書きで書いていく、ということ

日記には、たった2分間、2日間続けただけでも、心身の健康に効果があった、という研究もあります。短い時間でもよいので、習慣にしてしまいましょう。

普段は、その日の予定や、覚えておきたいことを簡単に箇条書きで書いていけばよいのです。

モチベーションに関わる場面と日記の付け方の例、以下、ご参照ください。

仕事と自分の価値観を一致させる (Alignment)

場面:

  • 今の仕事がいやになった。
  • なんのために仕事をしているのか、わからない。

日記の付け方の例:

  • 自分の価値観を把握する。自分は何に貢献しているから自分の人生に意味があると言えるか、自分はどんな仕事をしているときに没頭できるかといった質問に対して、その答えを箇条書きで書いていく。自分が尊敬している人を思い浮かべると、自分の価値観が見つかりやすい。
  • 自分の今の仕事の中に、自分の価値観を見出す。あるいは、自分が進みたい方向に行くために、今の仕事をどのように活用できるかを考える。

自分が成功している未来をありありと思い浮かべる (Envisioning)

場面:

  • 年の始めや異動などの節目
  • 自分の目標をはっきりさせたいとき

日記の付け方の例:

  • 1年後、5年後など、将来の成功している自分をありありと思い浮かべて、箇条書きにして書いていく。自分は何になっているか、何をしているか、どんな気持ちか、周りの人はどうなっているか、など。
  • その成功のために、今のうちからやるべきことを箇条書きししていく。

失敗から立ち直る回復力を身につける (Resilience)

場面:

  • 失敗で落ちこんでいるとき
  • 何をやってもうまく行かないと思えるとき

日記の付け方の例:

  • 今の気持ちをありのままに箇条書きにして書いていく。失敗の感覚も自分の心で起こっている現象で、客観的に観察できるものであることに気づく。
  • 今の気持ち・感情には、どのような情報が含まれているのか、ポジティブな方向に考える。たとえば、
    • 「不安な気持ち」は、自分が誰かの助けを必要としていることを教えてくれている。
    • 「怒り」は、自分がフェアに扱われていないことを教えてくれている。

まとめ

日記は、モチベーションを継続するためとても役に立ちます。なにもやる気がしないときでも、「今日やるべきこと」を日記に書きはじめると、そのうち、なんとなくやる気がでてくるものです。


Google で開発された人材育成プログラム SIY(サーチ・インサイドユアセルフ)は、

  • エモーショナル・インテリジェンスによる理論
  • 脳科学による裏付け
  • マインドフルネスによる実践

に基づいて、参加者のエモーショナル・インテリジェンスの5つの要素を育成します。

  • 自己認識
  • 自己管理
  • モチベーション
  • 共感力
  • リーダーシップ

これによって、個人レベル、および組織レベルのリーダーシップ・生産性・幸福を向上します。

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